経路構成はある意味, 短縮技術以上に差のつくかもしれない部分です.
このページでは, 実際の問題で経路を考える際に役に立つ定石を取りまとめています.
四方の壁にぶつかる経路は, 無限ループで繰り返すと必ず正しい軌道に乗ります.
例えばProblem 1637のような問題においては, 位置合わせなどを意識せず,
とにかく1辺分を作って無限ループに入れれば勝手に位置が合うことになります.
壁配置が複雑だと, これが上手く機能しない場合があるので要注意.
f(X,T):f(sX,T-1)Xr f(,30)
のように, 等差数列的に育てたパーツを大きい方から並べると, 中心に戻るという定理.
f(X,T):f(sX,T-1)rXr f(,30)
のように, 「両側に棒を立てて中央に戻る」というような使い方もある.
過去のコンテストではProblem 1317やProblem 1550などで用いられている.
a(X,T):XXXXa(sX,T-1) a(r,9)正方形を作り, その場に留まります.
a(X,T):XXa(sX,T-1) a(r,9)正方形の中央から外側へ進みます. 中央への移動手段がある場合, 4回で作るより短いです.
a(X,T):XXa(sX,T-1)X a(r,9)上述の正方形を描いた後, 中心極限定理で中央へ戻った場合ですね.